- 火口から噴出した高温の「溶岩流」や「火砕流(溶結凝灰岩など)」が流れを止めると,上面の空気と下面の地盤によって冷却が開始されます。
- 泥土の乾燥時と同様に,溶岩などの表面に多角形のひび割れが発生し,それが次第に溶岩などの中心部に向かって延びてゆきます。
- 多角形で最も多いのは「六角形」ですが,稀に「五角形」も存在する様です。 このような状態で固まったものを「柱状節理」と呼びます。
- 柱状節理は,「玄武岩」,「安山岩」や「流紋岩」などの溶岩と「溶結凝灰岩(火砕岩)」で発生することが多いようです。
- 水平に流れる溶岩流や火砕流の場合,柱状節理はその方向と直角の「鉛直方向」に延びます。
- 一方,「岩脈」の場合は,ほぼ真上に向かって貫入するため,柱状節理はそれに直角の水平方向となります(実際は貫入角度に影響されます)。
- 厚みのある溶岩流などの場合,柱状節理は上面と下面から別々に形成され始めます。
溶岩流などの中ほどで両者は出会いますが,互いに無関係に形成されているので,亀裂の形状がまるで異なります。
このような場合には,「エンタブラチュア(entablature)」と呼ばれる複雑な節理が発生します(互いの収縮応力を開放するのでしょうか)。
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