福井県:東尋坊柱状節理
地形の三次元イメージ : 東尋坊周辺の海成段丘
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「柱状節理」の発達した「輝石安山岩」による「海食崖」が,約2kmもの間続いている,という特異な地形と地質が特徴的です。
標高の異なる輝石安山岩の地層が同心円状に分布しており,その間を同年代の「海成段丘面」が埋めています。
このことから,輝石安山岩は一時期,海中にあったことがわかります。
【露頭写真】 東尋坊

観光船の乗り場のある入江のある「柱状節理」は,陸側(向かって右側)に少し傾いています。
(上)は1994年4月の撮影で,(下)は2023年2月の撮影です。 約30年が経過していますが,大部分の柱状節理は変化がなさそうです。

(左)余り風化が進んでいないと思われる「柱状節理」です。水平亀裂がありますが,全体にまでは及んでいません。
(右)「柱状節理」の天辺です。 風化により柱状体の角が取れて丸くなり,節理(ジョイント)がへこんでいて,部分的に粘土化していることがわかります。

写真(左)には,節理の多い「柱状体」群が存在しています。溶岩が冷えるときにできた節理なのか,柱状体が風化されてできた節理なのか,わかりません。
写真(右上)も同様です。 写真の右上から左下にかけて,亀裂が存在します。その影響名のかもしれませんが,不明です。
写真(右下)には,丸い穴が開いていました。「コアストーン」が出現してきたようにも思えます。
【露頭写真】 雄島と柱状節理

「雄島橋」で繋がっているのは,東尋坊と同じ地質の「雄島」です。
波の侵食(波食)により,海面に近くの「柱状節理」は崩落してしまいました。波食による「ノッチ」と同じ原理でしょうか。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】

  • 本ページは,旧GUPIのウェブサイト「地質情報ポータルサイト」で公開されていた「日本の地質百選」を基にして,事務局が「三次元地形図」,「三次元地質図」や若干の記事などを追加したものです。