北海道:知床岳と爆裂火口
地形・地質の特徴

火山地形,爆発的噴火,爆裂火口,柱状節理

地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「知床岳火山」を構成する地質は,新生代第四紀チバニアン期(約20万年前頃)に陸上で噴火した火山岩(溶岩と火砕岩)です。
海底噴火のように海水による急速冷却が無いので,溶岩や火砕岩は海岸まで流下しました。
地形の三次元イメージ : 知床岳と知床半島西海岸

「知床岳」の北斜面で発生した爆発的噴火により「爆裂火口」が生じると共に「山体崩壊」も生じたことでしょう。
爆裂火口から流れ下っている「ポトピラベツ川」は,知床岳の北~西斜面に対し,極めて深い「V字谷」を形成しています。
【現場写真】 知床岳(オホーツク海側)

知床岳(1254m)とその「爆裂火口」です。 手前のドームは,はるばる山頂から流れ下って堆積した溶岩の末端部で,「柱状節理」が発達しています。
左下の白い崖は,この辺りには珍しい「シルト岩」です。

知床岳の爆裂火口です。 谷底に写っている灰色の部分は,火口底に堆積している大量の「岩屑」でしょう。
「ポトピラベツ川」が爆裂火口にまで達しており,大量の土砂を持ち去っています。

溶岩流の末端部には,無数の「柱状節理」が発達しています。
 右にわずかに見えている滝は,「知床川」が溶岩層を乗り越えているところです。
【記事・引用情報・参考情報】

【記事】

  • 北海道斜里町のウトロ港から知床岬まで往復する,観光船オーロラ号から撮影しました。

【引用情報】

【参考情報】

  • 有用な情報を調査中です。

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