シラスを掘削して作られた民間の避難壕 |
- 左は,「シラス」を掘削して作られた民間の「避難用地下壕」です。
- 地下壕が交差している部分がちょうど部屋のようになっており,断面積が増えたことが天盤崩壊の原因と思われます。
- 天井部分が写っていないので断言は出来ませんが,恐らく「ドーム状」になっているものと思われます。
- 堆積したシラスの上にクイのようなものが突き刺さっています。
地表に突き刺したものが落下した可能性があります。
- なお,右奥の地下壕に写っているパイプは,ボーリングの保護管です。
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砂岩・泥岩を掘削して作られた軍用の特殊地下壕 |
- 左は,「砂岩・泥岩層」を掘削して作られた「軍用地下壕」です。
- 地下壕の内部に地下水が溜っていますが,天盤の崩壊との関係はわかりません。
- ドーム状になっている天盤には,小さな「鍾乳石」が沢山ありますが,これは砂岩層の中に含まれている石灰分が溶け出して固まったものです。
- 鍾乳石があるほどなので,天盤の崩落は最近発生したものではありませんが,将来にわたって安定しているとは言い切れません。
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安山岩質角礫凝灰岩を掘削して作られた軍用地下壕 |
左の拡大画像(崩落は下層のみで上層は崩落していない) |
天盤崩落のイメージ |
- 上の画像2枚は,「安山岩質火砕岩(角礫凝灰岩)」を掘削して作られた,直径が2mを超す巨大な「軍用地下壕」です。
- 地下壕の天盤がドーム状崩落,いわゆる「抜けあがり」を起こしましたが,上の地層との境界で止まっています。
その状況の想像図(イメージ)を左図に示しました。
「キャップロック型地すべり」に似た現象が起こっていたようです。
- 崩落した岩石や天井となっている岩盤の色が濃く変色しているため,崩落はかなり前に止まっているものと考えましたが,将来的なことはわかりません。
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砂岩層を掘削して作られた軍用の特殊地下壕 |
- 左は,「砂岩層」を掘削して作られた,直径が1.8m程度はあろうかと言う「軍用地下壕」です。
- 民間の山に掘削されましたが,長らく所在が不明でした。その後,土地を造成したところ異変が起きたことで,地下壕の存在がわかりました。
- 写真を撮影した場所の前方数メートルの所で,全面的に崩壊しています。
- 崩壊した場所は,造成によって土被りが薄くなった場所に一致しました。
造成工事により,地下壕上部の環境が変わり,天盤を支えられなくなったものと思われます。
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安山岩を掘削して作られた軍用地下壕 |
- 左は,「新第三紀末頃の安山岩・火砕岩」を掘削して作られた「軍用地下壕」で,同じ坑道の左右の壁が写っています。
- この地下壕は,地下水の壕内への侵入が常態化していました。
満水にはならなかったとは思われますが,側壁の下部は水に浸かっていたことがわかっています。
- 側壁の崩壊は,水に浸かることが多かった下部から始まり,支えを失った上部も剥がれるように落下したのです。
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シラスを掘削して作られた軍用地下壕 |
- 左は,「シラス」を掘削して作られた「軍用地下壕」です。
- この壕の特徴は,「薄皮を剥がすような崩壊」です。
残念ながら,原因はわからずじまいでした。
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シラスを掘削して作られた軍用地下壕 |
- 左は,「シラス」を掘削して作られた「軍用地下壕」です。
- (上)では,水による侵食のためでしょうか,側壁の下部が欠けています。
- 支えが無くなればその上の壁が剥がれるのは自明の理で,(下)ように,壁の崩壊が連続していました。
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