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【奇岩周辺の地形と地質】
- 「男鹿半島」南東端の「潮瀬崎」には,「006,双子岩」など5個?の奇岩が集中しています。
- 潮瀬崎の地質は,古第三紀後期始新世~前期漸新世」と言う,およそ3,000万年前の海底火山の噴火による,水中の「火山礫凝灰岩(潮瀬ノ岬砂礫岩)」です。
- その後,大地が隆起したため,頂上部分が日本海の荒波によってほぼ平らに削られてできた「隆起波食棚」となっています。
- 「双子岩」は,貫入岩(B)ですが,5万分の1地質図では記載がありません。 巨大な「転石」と評価されたのかもしれません。
【奇岩の特徴】
- 専門的には「岩脈」や「岩床」と呼ばれるこの岩は「粗粒玄武岩」と言い,貫入したのは新生代新第三紀中新世(約2000万年前頃)です。
- 周囲の「火山礫凝灰岩(下記)」が堆積してから1000万年後に,地下から新たに上昇した玄武岩質のマグマが,その中に貫入したのです。
- 膨大な時間を経ても今なお地層として残されている記録から,地球の営みのスケールの大きさを感じることができます
- 双子岩では,火山礫凝灰岩に貫入した岩脈や岩床を観察することができます
- 「岩脈」とは,地下から上がってきたマグマが,もともとあった岩層を高角度で貫いて地表には噴出せずに固まったものを言います。
- これに対して,水平に低い角度で貫入しているものは「岩床」と呼ばれます。
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