福井県:日本原燃・敦賀原子力発電所(一部廃炉,一部増設)
地形の特徴

原子力施設,発電所,軟弱地盤

地形と地質の三次元イメージ : 敦賀原子力発電所付近およぴ周辺部
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「5万分の1地質図幅『今庄及び竹波』(出典,下記)」を表示します。

敦賀市と御浜町が立地する「立石岬半島」には,図のように3箇所の原子力発電所が建設されています。
本ページで紹介する,日本原子力発電・敦賀原子力発電所は,敦賀湾奥の方向に開けた小さな湾の奥に立地しています。
同発電所の場合,1号機はすでに廃炉となり,現時点では解体作業が開始されています。
敷地地盤の地質は,新生代古第三紀暁新世(約6000万年前頃)の「中粒黒雲母花崗岩(江若花崗岩:えじゃく)」です。
立石岬を構成する急崖の西側は,東側隆起の「浦底断層(活断層:左横ずれ断層)」です。 詳しくは,参考情報にアクセスしてください。
地形の変化状況 : 国土地理院:国土画像情報

建設前の国土画像情報(空中写真)を参照すると,1号機と2号機が設置された場所は,小さな湾の奥なので,地表は軟弱地盤であったろうと,想像します。
3号機と4号機が増設される場所は,すべて海上なので埋め立てによる「人工地盤」となります。
標高段彩図の三次元イメージ : 敦賀原子力発電所付近

国土地理院の5mDEMから推定すると,廃炉となった1号機建屋の地盤高は,標高で約8mと思われます。
また,再稼働に向けての準備が進められている2号機建屋の地盤高は,同じく約10mと思われます。
以下の資料により,海岸線での津波の最大水深(想定)は3m未満なので,津波による浸水の可能性は低そうです。
国によるハザード(ハイリスク)情報 : 重ねるハザードマップ,津波想定浸水深

重ねるハザードマップを参照すると,地盤標高が8m前後ある原子炉建屋付近の津波想定浸水深は「なし(0m)」となっています。
ただし,岩壁部分の津波浸水想定深は「0.5m~3m未満」となっています。
注 3号機と4号機が増設される予定の埋立地については,土地の条件が異なるので,この津波浸水想定図は評価できません。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】

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