サキアブ(山城陸軍病院本部壕)
概略住所:沖縄県糸満市山城
概略位置図

マーカーは,坑口の概略位置を示しています。
お断り:Google Maps は,ライセンスの関係で表示できなくなりました。
現場写真 : サキアブ(山城陸軍病院本部壕)

「沖縄陸軍病院本部壕跡」 の碑があります。
アブ(壕)へは右側の木の間から入れます。撮影 : 2016年11月(全て)。

(左)アブ(壕)への入口。  (右)壕の中に安置された墓標。
沖縄の地上戦は1945年(昭和20年)なので,
外地での戦死か,単に年を間違えたのか,不明です。

壕の入口です。 ロープが朽ちかけていて,お参りする人が
少ないような感じがしました。

正面の奥に,狭くなっている部分があります。

上の拡大写真。 住民や病院関係者は,この奥に逃げ込んでいたのです。
記 事
  • 元々は,山城集落の避難壕でした。
    しかし後に,沖縄陸軍病院本部として利用されました。
  • 1945年6月14日の爆撃で病院長が戦死したため,陸軍病院本部は伊原アブチラガマ(第一外科壕)やチブラーアブ(第三外科壕)などに分散されました。
  • 周辺の道路は未舗装の上,駐車場はありません。 また,施錠はされていませんが,壕内には照明はありません。
地下壕の概要
  • 様 子 : 全長約50m
  • 形 態 : 鍾乳洞
  • 使用者 : 地域住民,陸軍(野戦病院壕)
  • 遺 品 :
  • 土 質 : 琉球石灰岩
引用情報・関連情報

引用情報

関連情報

  1. 「サキアブ(山城の本部壕)」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,p.101,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9
Powered by GeoInformation Potal Hub(GIPH),2021~2024,最終編集日:2024年12月23日