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【奇岩周辺の地形と地質】
- 上ホロカメットク山(1920m)は,北からオプタテシケ山,美瑛富士,美瑛岳,十勝岳(2077m),上ホロカメットク山,上富良野岳,富良野岳,前富良野岳や下ホロカメットク山などから構成される「十勝(岳)火山群」に属しています。
- 十勝火山群は,大きく見て古期,中期,新期の3つの時期に区分されています。
古期: 新生代新第三紀~第四紀前期(約100万年前); 流紋岩・デイサイト質溶結凝灰岩などの噴出によって,基盤岩が形成されました。
中期: 第四紀中期(約30万年前)以降; 苦鉄質*安山岩質の成層火山や安山岩質の成層火山が複数噴出しました。
新期: 約6万年前以降; 十勝岳の安山岩質溶岩円頂丘の形成や新火口ができました。
- 化け物岩の直下から「安政火口」にかけては,より年代が古い時に活動した「三段山火山噴出物」が堆積しています。
- また,安政火口そのものは山体崩壊で生じたものですが,その後の侵食・崩壊により,生成当時よりかなり拡大していると思われます(想像)。
【奇岩の特徴】
- 「化物岩」は,「安政火口」ができた後,今から約6万年前に「上ホロカメトック山」が噴火した時に噴出した「上ホロカメットク山溶岩類(安山岩質)」が固まったものとされています。
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