島めぐりの絶景 | 類型:人工物 | |
大桟橋(だいさんきょう) | 秋田県男鹿市 |
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奇岩の写真 |
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舞台島駐車場からの大桟橋 |
戸賀観光遊覧船上からの大桟橋 |
いわれ,特徴,エピソード等 |
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大桟橋は浸食作用によってえぐられてできた天然の石橋で,男鹿半島を代表する景観のひとつとなっています。 遊覧船による「島めぐり」の絶景ポイントで,波が穏やかな時は中を潜り抜けられるアーチ状になっています。 男鹿半島では西海岸を海上から探勝することを「島めぐり」と呼んでいます。 江戸時代の紀行家,菅江真澄は現在の観光遊覧船とほぼ同じコースを丸木舟でこの「島めぐり」をしています。 |
地形・地質の概要 |
門前層と呼ばれている約3,600万年~2,900万年前(古第三紀始新世)の火山噴出物の堆積によってできた地層です。 大桟橋を構成する岩石は,玄武岩質スコリアで,波の浸食によりアーチ状にくり抜かれたと考えられています。 江戸時代前期に描かれた「男鹿図屏風」(秋田県指定文化財)では,離れ島として描かれておりますが,現在はその後の隆起等により半島と陸続きにつながっております。 |
奇岩近傍の三次元地形イメージ |
「男鹿半島」南東海岸には,「大桟橋」など3箇所の奇岩が存在します。 この中で,桜島と大桟橋は「隆起波食棚」で,舞台島はかつての隆起波食棚が更に上昇して「海成段丘」となった場所に存在します。 |
4.周辺のジオサイトや観光地 |
☆男鹿半島・大潟ジオパーク ☆観光地 |
交通 |
☆自動車 |
引用情報,お断り |
【引用情報】 【お断り】 |
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