浅瀬で学ぶ | 類型:生活(衣) | |
鬼の洗濯板(おにのせんたくいた) | 秋田県男鹿市 |
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奇岩の写真 |
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鬼の洗濯板の近景 |
鬼の洗濯板の遠景 |
いわれ,特徴,エピソード等 |
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波による浸食作用によって,比較的固い地層はあまり削られずに残った結果,巨大な洗濯板のような形に見えたことから,当地域を代表する文化である「男鹿のナマハゲ」と関連して,「鬼の洗濯板」と呼ばれています。 遠浅の利点から「鵜ノ崎海岸」として,当地域で最も親しまれている海岸ですが,その浅瀬はダイナミックな地殻変動の様子が観察でき,遊びの宝庫であると同時に地学教育や歴史教育などにおける学習素材として,利用されています。 |
地形・地質の概要 |
海岸一帯は「日本の渚・百選」にも選ばれている美しい海岸で,浅瀬が沖合へ200~300mの幅で広がっています。 この浅瀬は,褶曲を伴う泥岩層の波食台であり,常時は海底にあります。 この地層は,当地域の標準層で女川層として呼称され,石油に代表される化石燃料の含有層と考えられています。 |
奇岩近傍の三次元地形イメージ |
「男鹿半島」南部の「鵜ノ崎」周辺に広がる広大な「波食台」そのものが,奇岩「鬼の洗濯板」です。 この波食台は,水没している時間帯が長く,全体が水面上に出るのは,春秋の大潮の時だけ,となっています。 |
周辺のジオサイトや観光地 |
☆男鹿半島・大潟ジオパーク ☆観光地 |
交通概況 |
☆鉄道 ☆自動車 |
引用情報,お断り |
【引用情報】 【お断り】 |
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