白と黒のきれいな縞模様 類型:自然
  須佐ホルンフェルス(すさほるんふぇるす) 山口県萩市
【奇岩の写真】

須佐ホルンフェルス。 北側に緩く傾斜しています。
【謂われ,特徴,エピソード等】
  • 国指定の名勝及び天然記念物「須佐湾」に位置する自然造形美(高さ12m)で,灰白色と黒色の縞模様が美しいものです。
  • 灰白色部分は「須佐層群」の砂岩層,黒色部分は同層群の泥岩層が「熱変成作用」を受けた「変成岩」です。
  • 黒雲母と呼ばれる鉱物に変わっているのが本来のホルンフェルスです。
  • 遊歩道を通って海岸付近まで降りると,岩肌を見ることができます。
【地形と地質の三次元イメージ】
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

【奇岩とその周辺の地形と地質】

  • 「須佐ホルンフェルス」とは,砂岩や頁岩層からなる「須佐層群」が堆積した後,その層を高温の火成岩体(マグマ)が貫入したため,熱作用により変成岩(接触変成岩)に変化したものです。
  • 角張った破面で割れることから,「角石」という意味のドイツ語で「ホルンフェルス」と言われています。
  • 須佐ホルンフェルスは,標高40m超の「海食崖」に顕れた岩石露頭で,前記のように亀裂が多い,という特徴があります。
  • 現場には,大きな岩塊が海中の随所に存在しますが,これはホルンフェルスの岩壁が,亀裂により(剥離)崩壊した結果なのです。
【記事・引用情報,お断りなど】

【記事】

  • 地層の断面がきれいな平面なのは,地層全体に節理と呼ばれる割れ目が発達していて,その割れ目に沿って岩が崩れ落ちるからです。
  • 国土地理院の地形図や多くの観光案内などに「断層」という用語が使われていますが,これは正しい使い方ではありません。
【引用情報】
【参考情報】
【お断り】
  • 奇岩の位置については,地図検索のページをご覧ください。
  • 旧版において掲載していた「周辺のジオサイトや観光地」と「交通概況」については,情報が陳腐化してきたことから削除しました。 メジャーな検索サイトのご利用をお願いします。
【奇岩の位置座標】

座標データ: 131.5960915 : 34.6474767
Powered by GeoInformation Potal Hub(GIPH),2024/08 改訂