男鹿半島の隠れた魅力 類型:生活(食)
  小豆岩(あずきいわ) 秋田県男鹿市
1.謂われ、特徴、エピソード等
 海岸線約1.5kmにかけて200mほど沖までの浅瀬(波食台)が続く鵜ノ崎海岸に、小豆岩と呼ばれる球体の岩石が点在します。 常時は海底にあるこの岩は、男鹿半島の隠れた魅力です。
 丸い形が愛らしく見えるのでおぼこ岩とも呼ばれています。 おぼことは、「あかちゃん」とか「ちいさいこ」などの意味で使われる方言です。 満潮の時は頭だけ出している為に目立たず、干潮時に全体を現すので、観察する際は、春先の大潮の時期を見計らって行くことをお勧めします。
2.地形・地質の概要
 小豆岩は、カルシウムやマグネシウムなどの炭酸塩鉱物を含んだ、泥灰岩のノジュール(球体の岩石)と言われています。 泥灰岩は粘土質の成分と石灰岩との中間的な岩石で、ここでは割れてレンズ状なったものの中に、鉱物の結晶を見ることができます。
 このノジュールは多少の風化作用を受けていますが、鵜ノ崎海岸を構成する女川層と呼ばれる地層中で、長い時間かけて形作られたと言われています。
3.周辺の観光地やジオサイト
男鹿半島・大潟ジオパーク
 この奇岩は、男鹿半島・大潟ジオパークの「鵜ノ崎海岸ジオサイト」を構成するジオポイントの一つです。
 遠浅の海岸一帯は「日本の渚・百選」の一つとして、磯遊びや貝拾いなど、小さな子ども連れの家族でも安心して遊べ、夏には多くの海水浴客で賑わう場所です。
 同ジオサイト内では、「鬼の洗濯岩(おにのせんたくいわ)」が日本の奇岩百景+に登録されています。
☆観光地
 近くには、ナマハゲ伝説の残る重要文化財「赤神神社五社堂」のほか、高さ9.99mのなまはげ立像などがあります。
4.交通
☆公共交通
 鉄道: JR男鹿線の「男鹿駅」下車。 秋田中央交通バス「男鹿南線」に乗車し、「鵜ノ崎」で下車。 乗車時間は約20分です。
☆自動車
 男鹿総合観光案内所から国道101号線を経由して県道59号線に入り,門前方面へ約30分走行したところにある海岸です。
☆GUPI職員による「男鹿半島・大潟ジオパーク巡検記」も併せてどうぞ。

春の小豆岩
5. 奇岩の地図
地図と写真の操作方法はこちら  奇岩の位置についてはこちら
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