沖縄県:嘉陽層の断層地形
地形の特徴

断層地形,右横ずれ断層,南側隆起断層,四万十帯,四万十南帯

地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

有津川~天仁屋川~汀間川周辺には,「四万十南帯」に属する「嘉陽層」という,新生代古第三紀(4千万年前後)の地層が分布しています。
本図の範囲内において,北西から南東に延びる3本の断層が存在し,その特徴は「右横ずれ」で「南側隆起」です。
標高段彩図の三次元イメージ : 断層地形(断層鞍部)

小縮尺の「標高段彩図」を作成してみると,「断層鞍部」と想定される「尾根上の凹地」が浮かび上がってきます。
この場所は,シームレス地質図で明瞭な断層線が描かれていませんが,地形的には断層線の可能性が高いと思われます。
推定・断層線を境として,南側と北側の標高差は50m前後はありそうで,「断層崖」と呼んでも差し支えないほどに思えます。
【記事・引用情報・参考情報】

【記事】

  • 「北西~南東」に延びる断層は,沖縄本島で最も特徴的な断層で,産総研・地質調査総合センター発行の「シームレス地質図」では,北部の「辺戸岬」付近から南部の糸満市米須地区付近まで数多く存在します。
  • 断層の密度が最も高い地域は大宜味村のネクマチチ岳付近~辺戸岬付近にかけてと,南部戦跡付近です。
  • シームレス地質図には,「大浦湾」から「平良湾」の間に7本から8本の断層線が描かれています。 地層の分布から,何れの断層も「右横ずれ断層」と思われますが,高さ的には「南側隆起」の「傾動地形」ではないか,と思わせる特徴を感じています。 ➡ 今後への課題点です。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】