岩手県:馬淵川の環流丘陵群(二戸地区)
地形の特徴

環流丘陵,穿入蛇行,蛇行切断,河成段丘(河岸段丘),谷底平野

案内用三次元イメージ : 馬淵川中流部(二戸地区)

北上山地の「袖山(1209m)」南面を源流とする「馬淵川(馬渕川:まべちがわ)」は,
開析が進んで緩い傾斜が続く北上山地を流下する過程で,数多くの蛇行(曲流)を繰り返しています。
中でも,中流部の二戸市から三戸町にかけては,蛇行(曲流)部のショートカット現象が起きて,一部は「環流丘陵」を形成しています。
地形の三次元イメージ : 馬淵川中流部の穿入蛇行
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。事務局が推定した「穿入蛇行時の流路」を表示します。

二戸駅の後ろには,曲流部の直径が優に1kmを超える,と言う巨大な「環流丘陵」が存在します。
「蛇行切断(ショートカット)」が行われて段丘化した後に,小河川による侵食が進んでいるため,曲流当時の河道を推定することは難しいのですが,
可能性としては現在「馬仙峡」と呼ばれている辺りから,急角度で左旋回していたのかもしれません。
地形の三次元イメージ : 馬淵川の河成段丘面(環流丘陵の跡か)

二戸市役所が立地する場所は,広大な円弧状の「河成段丘面」です。
標高は137m前後の台地なのですが,「白鳥川」などの侵食の結果,かなり開析が進んでしまいました。
この大円弧は,環流丘陵の名残ではないかと思っていますが,離水後の侵食・開析により,消滅してしまったのかもしれません。
【引用情報と参考情報】

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