北海道:雷電海岸の海食崖 |
地形の特徴 |
海食崖,岩石海岸 |
地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図) |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 北海道後志支庁管内の岩内町と蘭越町の境界に位置する「雷電海岸」の地質は,新第三紀の溶岩や火山砕屑岩類(火砕岩)です。 1996年2月に発生した積丹半島豊浜トンネル事故直後まで,国道229・276(併設)は雷電海岸を縫うようにして設置されていましたが, 長大トンネルによる別線ルートが完成したので,雷電海岸に接することはほぼできなくなりました。 |
地形の三次元イメージ : 雷電岬と雷電海岸 |
噴出した当時から日本海に接していたためか,波浪による侵食(海食)にさらされ,現在では比高150m以上の断崖絶壁(海食崖)となっています。 冬季に岩盤の亀裂水が凍結することによる膨張作用で亀裂が緩み,春になると岩片が落下する現象が多発することでも知られています。 このため,トンネルによる別線ルートが完成するまでは,落石防止ネットが絶壁の頂上まで設置されていたのです。 |
【現場写真】 |
旧229号の「旧刀掛けトンネル」直上の「海食崖(A~B)」です。 落石防止ネットの補修工事をしている4名の作業員のサイズから,ネット全体の大きさを想像してください。 現在,この場所は立ち入り禁止になっています。 |
【引用情報・参考情報】 |
【引用情報】
【参考情報】
【お断り】
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