石川県:能登島の箱名入江はリアス海岸 |
地形の特徴 |
リアス海岸,沈水海岸 |
地形と地質の三次元イメージ : 能登島北部 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 能登半島,七尾湾に浮かぶ「能登島」中北部は,新生代古第三紀の火成岩で構成されています。 「開析」がある程度進んでいるため,全体的に平坦な形状を示しています。 この付近は,「リアス海岸(沈水海岸)」です。 いわゆる「溺れ谷」が各所に存在し,「箱名入江」はその典型的な例と言えます。 「箱名入江」の最奥は,「四村塚山(197m)」を源流とする小さな川です。 入江に接する付近は,第三紀の堆積岩と完新世の堆積物による狭い「谷底平地」を形成しています。 しかし,湾口に近い箱名入江の海底地形は,沈水前に川が削った「V字谷」がそのままになっていることでしょう。 |
地形の三次元イメージ : 土砂で埋まったリアス海岸 |
能登島のほぼ中央部に,標高の低い尾根が並ぶ場所があります。 第四紀更新世頃に「リアス海岸」となった後,完新世に移行した後の海進に伴って,流れ着いた土砂が堆積した大地だろうと思います。 |
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