長野県:北八ヶ岳,横岳火山北麓の亀甲池
地形の特徴

構造土,多角形土,火山地形,活火山

地形と地質の三次元イメージ : 北八ヶ岳・蓼科山一帯
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「5万分の1地質図幅『蓼科山』(出典,下記)」を表示します。

「北八ヶ岳」は,八ヶ岳連峰の北半分を指します。 具体的には,「茶臼山」の南方(図下)の枠外である「夏沢峠」から北の連峰です。
南半分に比べて,山容がなだらかである,という特徴があります。 全て火山でできており,南半分に比べてごく最近まで活動していました。
「北八ヶ岳」火山群の中でも,「横岳火山」は完新世に9回の活動が確認されているほど,最も新しい火山です。
中でも「坪庭」と呼ばれている「八丁平溶岩」は,今から約600年~800年前の噴出であると報告されています。
地形の三次元イメージ : 亀甲池

「亀甲池」は,池の底に堆積している土が「亀の甲状模様」を呈していることから名づけられました。
「亀甲模様」は最も構造的に強い形になりますが,その成因として「凍結融解の繰り返し」,あるいは「湿潤乾燥の繰り返し」が考えられます。
池が谷底にあることから,融雪期や豪雨時には「池」になりますが,夏場は干上がることが考えられます。
【参考写真】 亀甲模様の例

(左)岩石の例。東尋坊,玄武岩溶岩の柱状節理。構造的に最も強度のある6角柱になっています。
(右)土壌の例。那覇市内,小禄砂岩層由来の土。大雨の度に水浸しという「乾湿繰り返し」による多角形土。6角形が最も多いように思われます。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 「亀甲状模様の土」は「構造土」に区分されます。 水分を含んだ粘土などが乾燥・固化する際に,最も構造的に安定である「六角形の断面」を形成しようとします。
    これは,液体状の岩石である「溶岩」が冷えて固まる際にも見られる現象で,地質用語では「柱状節理」と呼ばれています。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】