| 新潟県:渋海川と越道川の環流丘陵群と瀬替え |
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| 地形の特徴 |
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穿入蛇行,蛇行切断,環流丘陵,瀬替,蛇行人工切断 |
| 【記事】 |
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| 地形(標高段彩図)と地質の三次元イメージ : 渋海川(しぶみがわ)下流部 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。![]() 「渋海川(しぶみがわ)」の源流は,新潟・長野県境の「三方岳(1139m)」の北斜面です。 渋海川の最大の特徴は, (「穿入)蛇行」と「環流丘陵」が極めて多く存在することです。 中には,「河成段丘面」ごとに環流丘陵が形成されている,ケースも存在しています。 これは,流域の地質が更新世中期の堆積岩「魚沼層群」と軟らかい上に,河床勾配の緩さも関係しているのかもしれません。 いずれにしても,本図の範囲内には実に9箇所もの環流丘陵が存在しているのです(全て推定ですが)。 |
![]() 「地点A」は,「中位段丘面」を「古渋海川」が流れていた時の尾根の末端面と思われます。 その後,大地の隆起によって新たな「穿入蛇行」が始まり,長い年月が経過して蛇行が切断されました。 切断によって残された尾根の一部が,「環流丘陵(地点B)」となったのでしょう(想像です)。 地点Aと地点Bは,元々同じ尾根の一部であって,その尾根は「渋海川」の対岸の尾根から延びていたと考えています(想像です)。 一方,「地点C」は,古渋海川が地点Aよりも高位の段丘面を流れていた時の尾根の末裔と考えられます。 この末裔(環流丘陵)が,地点Aに繋がっていたのか,地点Bに繋がっていたのか,などについては正直わかりません。 |
| 地形(標高段彩図)と地質の三次元イメージ : 渋海川中下流部 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。![]() 前図の上流域になる本図の範囲においても,「(穿入)蛇行」と「環流丘陵」はほぼ連続して形成されており,環流丘陵は6箇所も存在しています(推定)。 地質図では,環流丘陵の多くが,後期更新世前期(約100万年前)に形成された「段丘面」であることを指摘しています。 新潟県の資料によると,「地点M」と「地点N」の環流丘陵は,「瀬替え」による人工的なものです(詳細後述)。 |
![]() 「地点J」の環流丘陵は,地質図に記載されている段丘面よりも古い年代に形成されたものと想像します。 旧河道の流入口?と流出口?の部分は,蛇行切断後の下刻侵食によって,小さな谷ができているくらいです。 「地点I」の環流丘陵が,年代的に最も新しいと思われます。 旧河道が「三日月湖(河跡湖)」となって残っています。 この環流丘陵は,「瀬替え(人工切断)」の可能性がありますが,残念ながら,これに関する情報に接していません。 |
![]() 本図に示した「赤い丸」は,新潟県の資料に掲載されている「瀬替え」箇所です。 「注1」に示す「蛇行跡」を含め,連続する4箇所の「穿入蛇行」が切断されたことがわかります。 これによって,河道が直線化したため,この区間の洪水は減少したことでしょう。 ただし,「地点M」と「地点N」の環流丘陵の場合,環流部の最高点と現河道との間には25m程の標高差があります。 瀬替え時点で,この場所に渋海川が本当に流れていたのか,検証が必要と思われます。 |
| 地形(標高段彩図)と地質の三次元イメージ : 渋海川中上流部 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。![]() 新潟県の資料によると,「地点M」~「地点S」の各環流丘陵は,「瀬替え」による人工的なものです(詳細後述)。。 |
![]() 本図に示した「赤い丸」は,新潟県の資料に掲載されている「瀬替え」箇所です。 「注」に示す「蛇行跡」を含め,連続する5箇所の「穿入蛇行」が切断されたことがわかります。 「地点S」の環流丘陵の場合,環流部の最高点と現河道との間には10m弱の標高差があります。 瀬替え時点で,この場所に渋海川が本当に流れていたのか,検証が必要と思われます。 |
| 地形(標高段彩図)と地質の三次元イメージ : 渋海川上流部 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。![]() 本図の範囲では,「河成段丘面」が無くなりますが,地質が「Se3」から「Se2」へと変化していることの影響と思われます。 これにより,「穿入蛇行」も少なくなっていますが,「地点U」と「地点V」と言う二つの「環流丘陵」が形成されています。 |
![]() 「地点U」と「地点V」と言う二つの「環流丘陵」は共に「切断幅が狭い」と言う特徴があります。 「瀬替え」が行われたのでは,と想像しますが,情報に辿り着いていません。 |
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