断層折れ曲がり褶曲

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fault-bend fold

解説

断層に沿って地層が変位移動する時、断層面が折れ曲がっていることで必然的に地層に形成される褶曲。 衝上断層に伴う場合は、地層に平行なフラットflatの部分と、地層を斜めに切り上がるランプrampの部分、さらにその先のフラットの部分とに区分される。 なお、このフラット-ランプ-フラットの衝上断層は、平面的であった断層が後で折れ曲がったものではないことに留意されたい。 このランプの上側を地層が移動していくと、幾何学的な制約から、衝上断層の上側に頂部の平らな背斜構造が形成される。 これはランプ背斜とよばれ、典型的な断層折れ曲がり褶曲とされる。


引用文献

  1. 村田明広(1988)「Balanced Cross Section とDuplex」 地学雑誌,97,pp.504‐512.
  2. Suppe, J. and Chang,Y.L.(1983) “Kink method applied to structural interpretation of seismic sections, western Taiwan” Petroleum Geol. of Taiwan, 19,pp. 29-49.
  3. 断層折れ曲がり褶曲の発達過程 :断層伝播褶曲の発達過程 (Suppe,1985)(Suppe,1985)
  4. Suppe,J.(1985)“Principles of Structural Geology”Prentice-Hall, Englewood Cliffs,New Jersy,p. 537