後退変成作用

提供: Geo Wiki(よくわかり面白いGUPI地学用語解説集)
2015年8月22日 (土) 03:32時点におけるKero (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

retrogressive metamorphism / retrograde metamorphism

解説

変成岩の分類のもとになる鉱物は、変成作用ピーク時に平衡に共存すると理解されてきたが、そうとは限らず圧力―温度低下過程で反応が逆向きに進む変成作用があり、こう呼ばれる。 特にきわめて深部まで沈み込んで形成された超高圧変成岩では、変成作用が進んでも地表に上昇する過程で、浅所で安定な鉱物組み合わせに逆戻りすることが知られてきた。 このことは超高温変成岩や断層岩でも同様であるから、変成岩を観察して鉱物組み合わせを決定する場合、それらが変成作用のどの時期に形成されたか吟味する必要がある。

引用文献