過褶曲

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overfold

解説

非対称褶曲に属し、幾何学的には、褶曲軸面が水平面から0~10°まで傾斜している場合を横臥褶曲、10~80°くらいまで傾斜している場合を傾斜褶曲~転倒褶曲と区分する場合もある。 地向斜造山論の時代には、変動末期の横圧力(成因不詳)によって地層の変形が進み、衝上断層・押しかぶせ断層の形成とともに褶曲軸面が傾く(水平に近くなるほど)ほど強く変形した褶曲の形態に対して規模の大小を問わず称した。 プレートテクトニクス的成因解釈では、海洋プレートの沈み込みが海嶺でのプレート拡大を上回って進捗し、大陸間の大洋底がマントル中に潜りこんで消失することによって大陸プレートどうしの衝突が起こると考える。 大陸地殻は相対的にマントルより比重が小さいので深部まで沈み込めず、その結果生ずる強い水平圧縮によって押しかぶせ断層などとともにこれらの過度に変形した褶曲が形成されるとされる。

引用文献