火攻法

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fire flooding

解説

かこうほう。 地表から空気を送り込みながら地下の油層に点火して、その油の一部を燃焼させ、油層温度の上昇と油層圧力の上昇により油層から坑井への油の移動を容易とする採取方法。 とくに、高粘度油層やオイルサンドからの油の採取に有効とされる。

「火攻法」は、油層内燃焼法(in-situ combustion)とも呼ばれ、3種に大別される。

  • 「前進式火攻法」(forward combustion)は、圧入井より空気を連続圧入し着火に伴う燃焼帯の移動に伴い原油を生産井に駆逐する方法である。
  • 「湿式火攻法」(wet combustion 、COFCAW 法)は、空気圧入 ―燃焼の後に効果的な熱の移動をねらい、水と空気を交互に圧入する方法である。
  • 「後退式火攻法」(reverse combustion)は、空気を圧入井より圧入するものの着火は生産井で行う方法で、熱による原油の粘度低下の割合が大きい。

引用文献