武部隊の壕? No.39;那覇市真地(識名霊園)
写真撮影:2016年 4月

やっと見つけた壕の入り口(坑口)。 お墓のコンクリートと石灰岩の境界にある,直径50cm程度の丸い穴です。

坑口からのぞいた壕の内部です。

文献の記述通り,壕の中には水が溜まっており,天盤から落ちた水滴による波紋が写っています。
記事

・県庁壕の「A入り口」から,崖の中腹にある「B入り口」に向かう道の途中にありました。
 坑口の大部分は某家のお墓により塞がれていますが,隅の方が僅かに開口しているので中の様子をうかがうことができました。

・以下の「関連情報」から,本壕は「武部隊の壕」であるように思えます。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1992年10月18日,1993年2月28日 No.39
 ・様 子:全長約20mの構築壕。 入口1カ所。 水が探さ約1mある。
 ・形 態:構築
 ・使用者:未確認
 ・遺 品:なし
 ・土 質:琉球石灰岩

関連情報

① 那覇市立教育研究所の公開資料(真和志地区 No.16)