陸軍第二十四師団 第二野戦病院壕;豊見城市字豊見城
写真撮影:未入手
記事

・本壕は,豊見城市が整備計画中の「豊見城城址公園」の中にあるため,立ち入りができません。

・市の整備計画書に,本地下壕に関する記述が見当たらないので,恐らく埋め戻されるのだろうと考えられます。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1993年5月1日,1993年8月17日 No.80
 ・様 子:全長約300mの内3分の1を復元。 壕は鉄骨で補強され,随所に電気が付いている。
       (未公開部分)豊見城御嶽の真下。 入口から約20mの所に水たまりがある。 そこでは,大量のアンプルを掘り出す。
       火炎放射の跡。 約60m入った所で落盤(復元区域に通じるところ)。
 ・形 態:構 築
 ・使用者:陸 軍(野戦病院)
 ・遺 品:液の入ったアンプル500個,木箱の壊れた物・坑木,「記念」と書かれた漆の皿
 ・土 質:クチャ

関連情報

① 「第24師団第2野戦病院壕」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,pp.72,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9
② 「第24師団第2野戦病院壕」,沖縄の戦争遺跡,p.37,沖縄県平和祈念資料館編集,2007年,ISBN978-4-903042-14-5