沖縄戦の記憶（地下壕）：真壁陣地壕（寺山壕）

真壁陣地壕（寺山壕）；糸満市真壁

写真撮影:2016年11月

「真和の塔」の左奥にあるガー（井戸）。　地下壕はこれより高い所に存在したと思われます。

「真壁グスク」と「真和の塔」の説明碑はありましたが，地下壕としての記載はありません。

寺山山頂からは，南部戦跡を一望することができます。　写真をクリックすると拡大します。

記事

・陸軍の陣地壕として使用されました。

・資料によると，入口が5箇所の構築壕とのことですが，坑口を探し当てることができませんでした。

地下壕の概要
・規　模：約200m。　入口は5箇所・形　態：構築壕・使用者：地域住民，陸軍（第24師団野戦病院(山3487)の分院）・遺　品：・土　質：泥岩（クチャ）の可能性有り。

関連情報
① 「真壁陣地壕（寺山壕）」，沖縄の戦跡ブック『ガマ』，pp.96.，沖縄県高教組教育資料センター編集，2009年，ISBN978-4-903042-16-9 ② 「9　真壁陣地壕（寺山壕）」，三和地区ガマ解説