アンディラガマ;糸満市真壁 |
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写真撮影:2016年11月 |
![]() 中央は,終戦後に真壁集落の住民が建てた「萬華の塔」という慰霊塔で,19,000柱の遺骨が納められているとのことです。 左の縦に長い塔は、「砲兵山吹之塔」です。 周辺には当時の重砲弾(150mm)が置かれています。 |
![]() 「萬華の塔」付近から見たアンディラガマの坑口です。 ロープの左にも小規模のガマが散在しているので,うっかり歩くと危険です。 |
![]() アンディラガマでは,修学旅行生のための平和体験教育が行われていました。 |
![]() 入口付近は広場になっていますが,奥へは中央左の狭い部分を通過する必要があります。 火炎放射機による煤がまだ残っています。 |
![]() アンディラガマに残された当時の遺物と思われます。 |
![]() ガマ内部から見た壕の入口です。 ガマは水平では無く,床はかなりの傾斜があります。 |
記事 |
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・元々は,真壁住民の避難壕でしたが,途中から野戦重砲第一連隊が使用しました。 日本兵が住民を虐待した,という証言のある壕でもあります。 ・修学旅行の平和教育(学習)に利用されています。 落盤事故などが起きないように,ガマの管理者は十分ご留意ください。 ・入口に柵や鍵は無く,誰でも自由に入れるようですが,照明は無いのでヘッドライトか懐中電灯は必携です。 ・この壕のことを「千人壕」と呼ぶ資料もあります(下記③)。 |
地下壕の概要 |
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・規 模:約250m |
関連情報 |
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① 「アンディラガマ」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,pp.95~96..,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9 |
最終編集日:2021年9月3日 |
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