ウフ壕(田原屋取の壕,三十二連隊の壕) 概略住所:沖縄県糸満市真栄里
概略位置図

マーカーは,坑口の概略位置を示しています。
現場写真 : ウフ壕(田原屋取の壕,三十二連隊の壕)

ウフ壕のそばには「山形の塔」が設置されています。 ウフ壕は施錠されていて,立ち入りはできません。 撮影 : 2016年11月(全て)。

ウフ壕へ続く階段です。

地表からの深さと幅が共に5m程の「ドリーネ」の底に,ウフ壕の坑口があります。

(左)ウフ壕の坑部分です。 かなりの傾斜があるように見えます。 (右)山形県が建てた銘板です。
記事
  • 「田原屋取」とは[たばるや-どぅい]と読むそうです。
  • 元々は,真栄里の住民が整備した避難壕でしたが,陸軍(第二十四師団歩兵第三十二連隊)が接収・使用しました。
  • 第二十四師団とは山部隊のことで,山が付くのは「山形県」出身者で構成されていたためです。
  • ウフ壕は山形県庁が管理しており,写真のように施錠付きの柵があって,立ち入ることはできません。
地下壕の概要
  • 様 子 : 全長約100m
  • 形 態 : 鍾乳洞
  • 使用者 : 地域住民,陸軍(第24師団歩兵第32連隊
  • 遺 品 :
  • 土 質 : 琉球石灰岩
引用情報・関連情報

引用情報

関連情報

  1. 「ウフ壕」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,p.93,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9
  2. ウフ壕(田原屋取の壕,三十二連隊の壕):沖縄県戦争遺跡詳細分布調査(Ⅰ)―南部編―,沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書第5集,p.32.,2001