牛が寝そべったように見えるという 類型:動物
  牛石(うしいし) 岩手県一関市大東町
【奇岩の写真】

牛石の全景。 民家の庭先にあります。 後は「鳥海川」と「丑石橋」です。
【謂われ,特徴,エピソード等】
  • 岩手県一関市大東町鳥海地区に伝わる『鳥海風土記』(明治5年)によれば,「鳥海三名石の一つで,長五尺五寸(約2m)廻七丈壱尺(約21m)」と記述されています。
  • 正法寺(奥州市水沢区)開祖が,蓬山から下ってきた時に畑中に巨石があるのをみて,牛が寝そべったのだと思ってこの地を「牛石(現在の丑石地区)」と命名したと伝えられています。
  • 注 本奇岩である牛石は,民家の敷地内にあります。 見学等に際し,十分ご注意ください。
【地形と地質の三次元イメージ】
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

【奇岩周辺の地形と地質】

  • 産総研・地質調査総合センター発行の1/20万シームレス地質図によると,奇岩「牛石」が立地する場所の地質は,中生代前期白亜紀(約1.1億年前頃)の「花崗閃緑岩」です。
  • マグマが地下深部で冷えて固まったもので,その後の地殻変動により地上まで隆起しました。
  • 奇岩「牛石」が立地する「北上高地・南部」は,「隆起準平原」と言われています。
  • 地下深部から隆起してきて,陸地となってから受けた侵食作用,特に最終氷期における「周氷河侵食作用」によって,なだらかな地形となりました。

【奇岩の特徴】

  • 本奇岩は,「鳥海川」の「氾濫原」に存在するところから,以下のどれかが起源と考えられています。
    (1)根付いている花崗閃緑岩そのもの。➡ 地下の基盤まで続いているものです。
    (2)花崗閃緑岩のコアストーン。➡ 地下の基盤とは繋がっていません。 また,原則的に移動していない状態のものです。
    (3)あるいは上流から流されてきた転石。➡ 土石流でこの場所まで運ばれてきたものです。
【引用情報,お断りなど】
【引用情報】
【参考情報】
【お断り】
  • 奇岩の位置については,地図検索のページをご覧ください。
  • 旧版において掲載していた「周辺のジオサイトや観光地」と「交通概況」については,情報が陳腐化してきたことから削除しました。 メジャーな検索サイトのご利用をお願いします。
【奇岩の位置座標】

座標データ: 141.3535362 : 39.0801663
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