海浜の庭園とも言われる 類型:自然
  桜島[蓬莱島](さくらじま/ほうらいじま) 秋田県男鹿市
【奇岩の写真】

県道からの桜島とその周辺。

芦の倉駐車場付近からの桜島。
【謂われ,特徴,エピソード等】
  • 「桜島[蓬莱島]」は岩石の色がやや赤みを帯びており,これが桜色に似ていることから,こう呼ばれるようになりました。
  • この島はかなり広い面積で海面すれすれの平坦地があり,かつて島巡りが盛んであったときには,遊覧船を寄せて客は上陸し,酒宴を催しました。
  • そして,ここから海辺の絶景を眺めたときにはほろ酔い気分も手伝ってか,浮き世から解放された仙人の気分を味わえたようです。
  • この島は別名,「蓬莱島」とも呼ばれています。
     周囲には細長い「剣崎」,「天ヶ崎」などの変った岩も見られます。
     山側を振り返ると,本山・真山の山並みが海に迫っている様子が手に取るように見えて,西海岸の雄大さと新緑や紅葉も味わえます
  • この付近は「桜島苑地」と呼ばれて,多くの観光客が訪れ,散策やバーベキュー,釣りなどを楽しんでいます。
  • 海食崖にへばりつく松の木,海辺の青岩や白岩そして桜島(赤島)など色とりどりの風景が融け合っています。
  • 箱庭のようで「海浜の庭園」とも言われ,西海岸の雄大な景観にあって異彩を放っています。
【地形と地質の三次元イメージ】
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「5万分の1地質図幅『戸賀及び船川(第2版)』(出典,下記)」を表示します。

【奇岩とその周辺の地形と地質】

  • 「男鹿半島」南東海岸には,「桜島(蓬莱島)」など3箇所の奇岩が存在します。
  • この中で,桜島と大桟橋は「隆起波食棚」で,舞台島はかつての隆起波食棚が更に上昇して,「海成段丘」となった場所に存在します。
  • 背後の台地(標高20m余りの海成段丘面,t5aとt5c)は,海岸線の長さが約700mなのですが,小刻みに7つの岬とその間に小さな入江が点在し,「リアス海岸」のような複雑な海岸線です。
  • 桜島付近の地層は,大きくは「門前層」に区分されますが,細部は極めて複雑です。
  • 桜島自体は「長楽寺玄武岩:Cb層」で,岩石名は「玄武岩質安山岩の熔岩・火砕岩」となります。
    一方,対岸の男鹿半島には「真山流紋岩:Sr層」が分布しています。
  • 桜島の北西部には,高さ100m近くの断崖である「鷹巣岩」があって,門前層(長楽寺玄武岩層:Cb層)と野村川層(例,野村川玄武岩層:Nb層)の見事な正断層と露頭を観察できます。
【引用情報,お断りなど】
【引用情報】
【参考情報】
  • 有用な情報を調査中です。
【お断り】
  • 奇岩の位置については,地図検索のページをご覧ください。
  • 旧版において掲載していた「周辺のジオサイトや観光地」と「交通概況」については,情報が陳腐化してきたことから削除しました。 メジャーな検索サイトのご利用をお願いします。
【奇岩の位置座標】

座標データ: 139.7204406 : 39.9081644
Powered by GeoInformation Potal Hub(GIPH),2024/09 改訂