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地形・地質の概要 |
東西約18km南北約25kmにも及ぶ巨大な「阿蘇カルデラ」は,4回にわたる大規模な火砕流噴火によって形成されました。 火砕流はカルデラを囲む外輪山の外側に堆積しており,斜面の傾斜が緩やかなのが特徴です。 凝灰角礫岩は,火山灰を主体として火山岩塊や火山礫を含む火砕岩の一種ですが,一般的に風化しやすく,崖の部分では角礫が抜け落ちやすい,と言った性質があります。 |
奇岩近傍の三次元地形イメージ |
「的石」は,「先阿蘇火山類」の「凝灰角礫岩」の巨岩です。 地形的には,「カルデラ壁」の最下端部か,「火山麓扇状地」の最上端部のどちらかにある,と思われます。 仮に前者であった場合には「先阿蘇火山岩類=カルデラ壁」がここまで続いていることになり,後者であった場合には「転石」の可能性が高くなります。 |
周辺のジオサイトや観光地 |
☆阿蘇ユネスコジオパーク ☆阿蘇八石伝説 ☆光地 |
交通概要(公開時の情報) |
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引用情報,お断りなど |
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