白と黒のきれいな縞模様 | 類型:自然 | |
須佐ホルンフェルス(すさほるんふぇるす) | 山口県萩市 |
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奇岩の写真 |
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須佐ホルンフェルスの近景 |
日本海と須佐ホルンフェルス |
いわれ,特徴,エピソード等 |
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国指定の名勝及び天然記念物「須佐湾」に位置する自然造形美(高さ12m)で,灰白色と黒色の縞模様が美しいものです。 灰白色部分は「須佐層群」の砂岩層,黒色部分は同層群の泥岩層が「熱変成作用」を受けた「変成岩」です。 黒雲母と呼ばれる鉱物に変わっているのが本来のホルンフェルスとのことです。 |
地形・地質の概要 |
「須佐ホルンフェルス」とは,砂岩や頁岩層からなる須佐層群が堆積したあと,約1,500万年前にその層を高温の火成岩体(マグマ)が貫入し,熱作用により変成岩(接触変成岩)に変化したものです。 角張った破面で割れることから,「角石」という意味のドイツ語でホルンフェルスと言われています。 |
奇岩近傍の三次元地形イメージ |
「須佐ホルンフェルス」は,標高40m超の「海食崖」に顕れた岩石露頭で,前記のように亀裂が多い,という特徴があります。 現場には,大きな岩塊が海中の随所に存在しますが,これはホルンフェルスの岩壁が,亀裂により(剥離)崩壊した結果なのです。 |
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