霊場恐山へ悪霊の進入を阻む 類型:神仏
  鬼石(おにいし) 青森県むつ市

鬼石の直下からの近景

恐山太鼓橋周辺県道からの遠景
1.いわれ、特徴、エピソード等

 鬼石は、下北半島を代表する観光地、霊場「恐山」の入口、湯坂を下りた右手にある岩です。

 霊場「恐山」に向かうには県道4号を北上するとよいのですが、この県道が作られる前は、当然、徒歩での参拝でした。 かつての参拝道はこの巨岩の前を通って恐山に至っていたといいます。

 恐山にはさまざまな霊が集まってくると言われていますが、罪深いものが来ると、橋(太鼓橋、恐山入口に架かっている)は糸のように細く見え、また、鬼石は本当の鬼が睨んでいるように見えるため、引き返していくという謂われがあります。

 かつては鬼石の麓に石仏が祀られていましたが、現在は、県道沿いの食堂脇に移されています。

2.地形・地質の概要

 20万分の一日本シームレス地質図(産総研地質調査総合センター)によれば、鬼石は70~15万年前の軽石、火山灰を含む火砕流分布地域に該当します。 

3.周辺のジオサイトや観光地

下北ジオパーク
 この奇岩は、登録を目指している下北半島ジオパーク(予定)のジオサイトを構成する「恐山エリア」の中に立地しています。。

☆観光地
 徒歩約10分の場所に、日本三大霊場「恐山」があります。

4.交通
☆公共交通
 鉄道:JR大湊線「下北駅」下車。 下北交通バス「恐山」行に乗車し、終点の「恐山」で下車。 乗車時間は約40分です。 恐山山門前から徒歩約10分です。

☆自動車
 
青森県野辺地町で国道279号(はまなすライン)に入り、むつ市苫生町まで進みます。 県道4号に入り、むつ市街地を抜け、恐山に向かいます。 峠を越え宇曽利山湖の手前右側に鬼石があります。

5. 奇岩の地図