南紀・熊野ジオパーク 巡 検 記 |
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2017年5月13日,休暇で訪れた「南紀熊野ジオパーク」の写真と印象です。 ☆一枚岩: 道の駅に立つと,長さ約200mの岩壁が眼前に聳えており,見る者を圧倒します。 確かに,地層の境界を示す痕跡は見当らないようです。 ☆高池の虫喰岩: どうしてこんな?,という印象がピッタリの,小さな穴が無数に空いています。 ☆橋杭岩: それぞれの橋杭に名前が付いていますが,これを知ったのは,潮岬に建てられている「南紀熊野ジオパークセンター」を偶然尋ねたからです。 ☆お蛇浦,泥ダイアピル岩体: 説明版に「液状化し」とありますが,参考文献によると「地下深部から多量の水が供給されたため,・・」とあるので, ★この他に「大門坂」や「那智の滝」などのジオサイトも訪問しましたが,ページの都合上割愛しました。 |
高池の虫喰岩[古座川町] | |
![]() GUPI 日本の奇岩百景 No.46「高池の虫喰岩」。 撮影:古座川町池野山,池野山物産販売所「虫喰岩」にて。 |
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![]() 小さな虫喰穴は,大きな洞窟の中や表面が崩落した所にできています。 |
![]() 洞窟の中に社?が設置されていました。 鳥取県の投入堂や山形県の山寺のような「お堂」なのでしょうか?,鎌倉のやぐらのような「お墓」でしょうか?。 |
橋杭岩[串本町] | |
![]() GUPI 日本の奇岩百景 No.47「橋杭岩」。 手前は,津波によって運ばれた岩です。 撮影:串本町鬮野川,道の駅「橋杭岩」にて。 |
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![]() 橋杭には名前があります。 左は蛭子島で,右は平岩です。 |
泥ダイアピル岩体[那智勝浦町] | |
![]() 眼前の海食台全てが泥ダイアピル岩体です。 撮影:那智勝浦町,お蛇浦の説明版(下左)近傍。 |
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![]() 泥ダイアピル岩体」,平行亀裂の多い熊野層群の境界が明瞭です。 |
(執筆・編集)元地質情報整備活用機構 写真と文:中田 文雄 Powered by GeoInformation Potal Hub(GIPH),2021 | |