オーストラリア:マウント・オルガ(Kata Tjuta)
地質などの特徴

・デボン紀,扇状地,礫岩

地上写真:Kata Tjuta
投稿者による写真の説明や記事など

【投稿者:府川 宗雄氏】     2006年

 Kata-Tjuta とは,たくさんの顔という意味の原住民語で,主峰マウント・オルガは,狭い意味では岩峰群西端の高峰を指す。

 写真上をはじめとする36の岩峰からなる岩山とその周辺一帯が,アボリジンの聖地として保存されている。
 とくに,風の谷OrgaGorge(写真下中央右のV字谷)に正対する位置に設けられている公園内では,政府と現地人との条約により,撮影禁止が厳しく守られている。

 Uluru(ウルル) がほとんど1枚岩であるのに対し,これよりも西方に位置し,PetermannRange に近かった Mt.Olga 付近は,同じ時期においてもより粗粒の物質,すなわち大小の礫が供給される Alvial fan(扇状地) であった,と見なされている。
 そのため,約4億年前(デボン紀前期後半) に,AmadeusBasin 地域が褶曲や断層を伴って衝上しはじめて以来,細粒物質の多い Uluru 地域よりも開析が進みやすかったものと観られる。

事務局による参考情報など

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