オーストラリア:ミセス マッコリーの椅子
地質などの特徴

・三畳紀,砂岩

地上写真:ミセス マッコリーの椅子
投稿者による写真の説明や記事など

【投稿者:府川 宗雄氏】     2006年

 シドニー市を中心とする,ニューサウスウェールズ州南東部の太平洋岸一帯には,中~下部三畳系が分布しており,シドニー湾岸には,各所にその露頭が観られる。
 湾の南岸に突き出たミセスマッコリー岬付近も例外ではなく,緩く北東に傾斜した中~粗粒の砂岩層が露出している。

 ミセスマッコリー岬は,オーストラリアの総督となって赴任した夫に従ってシドニーに来たマッコリー夫人が,祖国イギリスへの望郷の念からこの岬に日参し,港に出入りする船を眺めて涙に明け暮れた,という伝説の地で,ミセスマッコリーの椅子は,このような夫人を思いやった総督が,囚人を動員して岩に彫り刻ませたものだ,という碑文が付されている。
 この石座も,写真(左)に見られるように,粗粒の砂岩層からなっている。

 オリンピック開催時には,自転車ロードレースのコースともなったこの付近の海岸通りは,夏季には夕涼みの人びとで賑わう(写真右)。

事務局による参考情報など

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