モンゴル:南ゴビ砂漠のバヤンザグ(炎の崖)
地質などの特徴

・ゴビ砂漠,砂岩,恐竜化石

露頭写真:バヤンザグ(炎の崖)
投稿者による写真の説明や記事など

【投稿者:岩松 暉氏】     2006年

 南ゴビのオアシス,バヤンザグの南側に西北西-東南東に延びる高さ50m全長10kmの崖群があります。
 白亜紀後期の砂岩層からなっています。
 この白亜紀層から恐竜の卵や巣が世界で初めて発見され一躍有名になりました。
 石灰質ノジュールからしばしば原始哺乳類の化石も見つかっています。
 主な恐竜化石はプロ トケラトプス・ピナコサウルスなどです。

 なお,砂岩自体はそれほど赤くはないのですが,夕陽に当たると燃えるように赤く見えるので,1922年アメリカの探検隊が「炎の崖(The Flaming Cliffs)」と名付けました。

事務局による参考情報など

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