南アフリカ:喜望峰
地質などの特徴

オルドビス紀,砂岩層

投稿者による露頭写真とその説明 : オルドビス紀の砂岩層とケープポイント
写真の説明や記事など

【投稿者:大島 洋志氏】     2006年

  • ケープタウンの南約50kmに位置するアフリカ大陸南西端のこの岬は,16世紀初頭,バスコ・ダ・ガマのインド洋航路発見を記念し,ポルトガル国王マヌエ ル一世によって,『喜望峰』(「ポルトガルに希望を与える岬」/英名:Cape of Good Hope)と命名されたという。。
  • それまではポルトガルの航海家バーソロミュー・ディアスの命名による『嵐の岬』と呼ばれていたというが,強風吹きすさび,難破船続出のこの場所には,こちらの方がピッタリとも思う。
    誰もが断崖絶壁の岬をイメージするであろうが,小さな崖はあるものの,白砂と円礫それに海草からなる海岸で,すぐ近くまで車で行け,しかも崖の下に記念撮影用の標識が建てられているのはやや興ざめである。
  • なお,喜望峰をアフリカ最南端の岬と思っている人がいるかもしれないが,実はここからさらに東南へ160kmの地点にあるアガラス岬が最南端岬なのである。
  • しかし,東のケープポイントと呼ばれる灯台のある高台に上り,そこから360度のパノラマを楽しめる。
    紺碧の空と波頭が立った群青色の海原,沖には群鯨の遊弋が遠望でき,北側を望めば半島を境に大西洋とインド洋(本当はFalse Bay)が見えるのであって,喜望峰で抱いた不満感は一掃され,皆々大満足感を覚えるはずである。
    現地に行ったことのある人は,グーグルのサテライトマッ プで感激を新たにすることができるのではないか。
  • なお,この付近一帯の地質は地質図(Rocklands海岸の項参照)に示してあるように,Table Mountain を形成するオルドビス紀の砂岩層である。
【事務局による参考情報など】

【参考情報】

  • 第11回海外応用地質学会調査団報告(南アフリカ共和国),応用地質学会,2003年5月

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