アメリカ,ワシントン州:レーニア火山
地質などの特徴

タコマ富士,氷帽,ニスクオリー氷河

投稿者による写真とその説明 : レーニア火山とニスクオリー氷河

 (左)南山腹のパラダイスからのレーニア火山。            (右)1978年8月下旬のニスクオリー氷河。
投稿者による写真の説明や記事など

【投稿者:府川 宗雄氏】  2006年

  • レーニア山(Mt.Rainer)4392mは,ワシントン(Washington)州中南部タコマ(Tacoma)市の西南西約65kmに聳える富士山形の火山で,地元の日系人からはタコマ富士の愛称で親しまれている。
  • ロッキー山系(Rocky Mountains)の氷河南限に位置し,山頂はもちろん,標高2,000m以上はいまなお氷帽に覆われている。
    さらに,流れ下る氷河は(訪れた1978年現在)南側では標高1,200m,北側は900mほどの地点にまで達していた。
  • 火山の基盤は始新世末(Late Eocene)~漸新世後期(Late Oligocene)の緑色凝灰岩と,それらに貫入した閃緑岩(Granodiolite~Diolite)で,年代的な差こそあれ,日本のグリーンタフ地域を観ているのかと錯覚するほどであった。
  • 南山腹のパラダイス(Paradise)付近は,朝のうちは冷たい霧雨に濡れ,山は雲に閉ざされていたが,午近く突然ガスが晴れ,氷雪に覆われた山頂が姿を現した(写真左)。
  • 写真右は,レーニア山の山頂からほぼ真南に向かって流れ下るニスクオリー氷河(Nisqwally Glacier) の末端部で,パラダイスの西側の氷食谷中,標高約1,200m付近に当たる。
    これは1978年8月下旬に撮影したものであるので,現在では,おそらくもっと上流まで後退しているものと思われる。
【事務局による参考情報など】

【参考情報】

  • マウント・レーニア国立公園 > ニスクワリー氷河 [英文なので,ブラウザの翻訳機能を使用してください。]

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