千葉県:犬吠埼
投稿者による露頭写真とその説明 : 白亜紀の砂岩,泥岩層

【投稿者:岩松 暉氏】

  • 房総半島の大部分には新第三紀以降の新しい地層が分布していますが,ここ犬吠埼付近にだけ,孤立して白亜紀の地層が露出しています。
  • 灯台下には犬吠埼層(約1.2億年前)の砂岩や泥岩が分布しています。
    さざ波の跡である漣痕や嵐の時に形成される「ハンモック状斜交層理」など,浅い海の特徴を示す,さまざまな堆積 構造が観察されます。
  • 写真右上は,「離岸流」が下の地層を削った「チャネル構造」です。
  • 写真右下は,生物がはい回った跡などの「生痕化石」の例で,これもたくさん残っています。 なお,アンモナイトなどの化石を産出することもあります。
地形と地質の三次元イメージ:犬吠埼
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

この付近で最も高い「愛宕山」の地質は,ジュラ紀の付加体です。 その周辺に広がる広大な「台地」は,「下総台地」の東端部です。
一方,「長崎鼻」,「犬吠埼」やその北に位置する小さな岬などは,中生代前期白亜紀の「砂岩」や「泥岩」で構成されています。
また,利根川河口の右岸には,新第三紀中新世の「泥岩」が分布するなど,狭い範囲に様々な年代の地層が存在しています。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】

  • 本ページは,旧GUPIのウェブサイト「地質情報ポータルサイト」で公開されていた「日本の地質案内」を基にして,事務局が「三次元地形図」,「三次元地質図」や若干の記事などを追加したものです。