北海道:根室半島花咲の枕状溶岩(車石)
地質の特徴

枕状溶岩,玄武岩溶岩,車石

投稿者による写真とその説明 : 枕状溶岩(車石)

【投稿者:山元 正継氏】

  • 白亜紀末期(およそ7,000万年前)に堆積した根室層群浜中層をおおって玄武岩質溶岩が流れています。
    その先端部はいくつも指状に枝分かれした枕状溶岩からなっています。
  • 上に重なるピロー(枕状溶岩)は,その下のすでに冷えたピローの形に影響を受けて,鋳型を埋める溶融液のようにすき間を埋めて重なっています。
  • 右の写真のハンマーのある部分では,2つのピローが接した部分が,より冷えて黒色ガラスになっています。
    放射状の節理は,より冷えた縁辺部ほど細かくなっています。
地形の三次元イメージ:根室半島と花咲港[事務局作成]
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「根室半島」の基盤は,中生代後期白亜紀(約7千万年前頃)に,海底に噴出した「アルカリ玄武岩類」です。
溶岩の上には,同年代(溶岩層よりは新しい)に海底で堆積した「砂岩泥岩互層」です。
それから長い時が流れ,第四紀後期チバニアン期(更新世の終わりに近い頃)になって「海成段丘」が形成された後,陸上にまで隆起しました。
段丘面の上にある「表土」は,遠くの火山から飛来した第四紀火山(摩周岳など)からの「火山灰」が堆積しています。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】

  • 本ページは,旧GUPIのウェブサイト「地質情報ポータルサイト」で公開されていた「日本の地質案内」を基にして,事務局が「三次元地形図」,「三次元地質図」や若干の記事などを追加したものです。