沖縄県:辺戸岬(辺戸御嶽)
三次元地形モデル:辺戸御嶽
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「辺戸岬」~「辺戸御嶽」周辺は,古生代~中生代の「石灰岩(海成層)」です。 今から,2.9億年前頃から1.8億年前頃に堆積したものとされています。
地層はすべて「付加体」なのですが,図の右側に行くにつれ劇的に新しくなっており,右端の「泥岩」は,5千年前頃から3千年前頃とされています。
【空撮・現場写真】 辺戸岬 遠望

(左)「辺戸御嶽(へどうたき)」の東~南の斜面は,断崖絶壁になっています。
(右)「辺戸御嶽」の山頂はカルスト地形のため,メサ地形のように見えます。

【記事】
 ・古生代~中生代の石灰岩である「辺戸御嶽」は,中国桂林やベトナムハロン湾と同じく,熱帯カルストの一種である「塔(状)カルスト」です。

【参考情報】
 ・大石林山 > やんばる国立公園