愛媛県:大島シュードタキライトと変成岩類
地形と地質の三次元イメージ : 大島と地大島など
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「シュードタキライト」とは,断層が高速で動いて両側の岩石が溶け,その後固まったものです。
「大島」のシュードタキライトは,「三波川変成帯」の南側に接する「斑れい岩質片麻岩(大島変成岩類)」の中にできた断層帯に伴うものです。
【露頭写真】 八幡浜大島のシュードタキライト

画像出典: 日本地質学会 > 愛媛県八幡浜大島のシュードタキライト
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【記事,引用情報と参考情報】

【記事】
 ・地震断層の活動した時期は有史時代ではなく,今から5~6千万年前,と考えられています。
 ・従って,大島のシュードタキライトは「地震の化石」と呼ばれています。

【引用情報】
 ・国土地理院 > 地理院タイル(地形図,5m・10mDEM)  国土地理院利用規約
 ・産業技術総合研究所・地質調査総合センター > 20万分の1 シームレス地質図

【参考情報】
 ・小松 正幸ほか2氏:四国西部, 八幡浜大島のシュードタキライト,地質学雑誌,第103 巻,第8号,pp.XXV-XXVI.,1997年