宮城県:松島
三次元地形モデル : 松島湾
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

松島湾に浮かぶ数多くの島々は,新第三紀中新世」の「泥岩」と「火砕流堆積物」という,波によって侵食されやすい地質で構成されています。
陸側には大きな河川が無いために,新たな堆積物が,松島湾には供給されませんでした。
 こうしたことから,島々は波による侵食(海食や波食)を直接受けて,次第に細分化(多島海化)されて行ったと考えられています。
【船上写真】 大津波前の松島

4つの海食洞がある「鐘島」。 4つの洞門に打ち寄せる波が,鐘の音のように聞こえたことが,島の名前の由来だとか。
2000年当時,島には多くの黒松が生えていましたが,2011年3月11日の大津波によって,その殆どが流されてしまいました。

奇岩「仁王島」です。 首から上と下では地層が違います。
この当時から,崩落防止のために様々な補修工事が行われてきました。 例えば,顔と頭を接着する工事などです。
2022年時点での公開写真を見ると,首の部分も新たに補修されたように見えます。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 松島湾に浮かぶ数多くの島々の成因は,「沈水海岸(リアス海岸)」である,というのが主たる説です。
  • 「長谷川ほか(2017)」は,『大規模な「地すべり」によって,数キロメートル南東方向に滑動したために元々の陸地が海に沈んだ。』,という仮説に対する実証的研究を実施した結果,『その仮説を積極的に肯定する証拠は見つからなかった。』と報告しました。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】

  • 本ページは,旧GUPIのウェブサイト「地質情報ポータルサイト」で公開されていた「日本の地質百選」を基にして,事務局が「三次元地形図」,「三次元地質図」や若干の記事などを追加したものです。