岐阜県:長良川水系内ヶ谷川の穿入蛇行群と環流丘陵
地形の特徴

穿入蛇行,蛇行切断,環流丘陵,内ヶ谷ダム(計画)

地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「長良川」の支流「亀尾島(きびしま)川」の上流部は「内ヶ谷川」とよばれており,規模の小さな(波長の短い)「穿入蛇行」が連続しています。
すぐ近くを流れる「長良川本流」やその支流の「落部谷川」には,殆ど蛇行がみられないので,この穿入蛇行群の存在は際立ちます。
標高段彩図の三次元イメージと環流時の推定流向 : 金山地区

「内ヶ谷川」が東向きから南向きに流向を大きく変える直前の右岸に,1箇所の「環流丘陵」が存在します。
現在の河床標高が約644mであるのに対し,旧環流部の標高は約652mと,標高差が10mもありません。
「蛇行切断」すなわち「離水」化した時期は(地質学年代で)ごく最近なのではないか,と思ったりもします。
標高段彩図の三次元イメージと環流時の推定流向 :内ヶ谷地区

この地形は単なる「河成段丘」なのか「環流丘陵」なの,という区別がつきません。
堆積物の分析でも,区別がつかないかもしれませんし,‥‥。
【計画中の内ヶ谷ダム湖の湛水範囲(予想)】

「亀尾島川」が「内ヶ谷川」へと名前が変わる付近で,堤高約82mの重力式ダムを建設したらどうなる,という検討書が岐阜県から公表されています。
サーチャージ水位が約573mとのことなので,この水位で水没するところを色塗りしてみました。
なお,ダムサイトの位置について,その詳細は公開されていないので,事務局で推測したものです。
いずれにしても,「内ヶ谷地区」の環流丘陵状地形は,水没しないようです。
【引用情報・参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】