北海道:二つの「北見富士」
地形の特徴
  • 北見富士[北]:火山地形(溶岩流,火砕流),熔岩台地
  • 北見富士[南]:残丘
地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「北見地方」には,「北見富士」と呼ばれている山が2座存在します。
  その1は,滝上町,遠軽町と紋別市の境界となっている山です。 その2は,北見市の旧留辺蘂町にある独立峰です。
混乱を避けるために,本ページでは,前者を「北見富士[北]」と呼び,後者を「北見富士[南]」と呼びます。
地形の三次元イメージ : 二つの「北見富士」

(左)北見富士[北]の南側(遠軽町)斜面は,谷が発達した急斜面です。 一方,北側(滝上町・紋別市)は,玄武岩溶岩が固まった緩斜面「溶岩台地]です。
(右)北見富士[南]は,三角形をした独立峰です。 地質は,周囲と同じ「流紋岩」なので,谷の成長により独立化したものと考えられます。

(左)北見富士[北]では,山頂付近に噴火口があり(詳細不明),そこから溶岩(北見富士溶岩)が流れ出たと考えています。
(右)北見富士[南]は,北側から見ても三角形の独立峰です。 前述のように周囲と同じ地質なので,侵食による「残丘」と言えるでしょう。

(左)北見富士[北]。 北斜面は「溶岩台地」なので傾斜はなだらかです。 山容は,富士山のように見えなくもありません。
(右)北見富士[南]。 まるでピラミッドのように見えますが,実は「残丘」とされています。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • どちらの「北見富士」も,火成岩でできていますが,成因は大きく異なっています。 資料によると,
      ① 北見富士[北]は,「北見溶岩(玄武岩質)」を噴出した「火山(の残滓)」です。
      ② 北見富士[南]は,三角形で,一見火山のようにも見えますが,侵食によって形成された「残丘」です。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】