鹿児島県:馬毛島の海成段丘 |
地形の特徴 |
海成段丘,海岸段丘,隆起波食棚 |
地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図) |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 種子島の西に浮かぶ「馬毛島」は,長く無人島でしたが,最近になって国有地化され,航空基地として整備されることになりました。 島の大部分は「海成段丘」による台形を呈しています。 川が発達していないこともあって,「沖積低地」はほぼなさそうです。 地質面では,全島が古第三紀の付加体で,海成層の「砂岩」あるいは「砂岩泥岩互層」ないしは「泥岩砂岩互層」で構成されています。 |
地形の三次元イメージ : |
編集部が独自に区分した「海成段丘面」は,高位・中位・低位の3区分です。 最も面積の広い区分は「高位段丘面」のようです。 「低位段丘面」は,「隆起波食棚」を含むと考えています。 また,島の周囲には随所に「波食棚」が分布していて,陸地化の予備軍となっているようです。 |
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