島根県:仮説・静間川の河道変遷
地形の特徴

河道変遷,谷頭侵食,下刻侵食,風隙,谷底平野

地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「三瓶山」の麓から西に流れる川に,「三瓶川」と「静間川」というふたつの河川が存在します。
河口近くで静間川は三瓶川に合流するので,本流と支流の関係となります。
しかし,かつての合流点は中流部にあったのではないか,という地形上の特徴が存在しています。
標高段彩図の三次元イメージと古静間川の流向

「点A」~「点D」は,かつての「静間川」が流れ込んでいたのでは,と想像した場所です。
【河道変遷の経過想像図】

地形上の特徴から,「静間川」の右折は,大きく見て二つの段階,更にそれぞれの中でも二段階,併せると四段階もあったのでは,との想像が膨らみます。
現在の静間川は「点A」~「点D」を素通りして東に流れているので,合計すると「五段階」と言うことになります。
【記事・引用情報・参考情報】

【記事】

  • 前版では,題名を「三瓶川と静間川との河川争奪」としていました。
    しかし,地形を注視してみると,争奪ではなく「静間川」が西側に移動したではないか,と思うようになりました。
  • 河川争奪にしろ河道変遷にしろ,「そんなことも考えられるなぁ」,と言った程度のことです。
  • 興味のあるテーマなので,どなたかが解明してくれることを期待します。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】