福島県:阿武隈川中流部の旧河道群
地形の特徴

旧河道,自由蛇行,谷底平野,川跡湖

案内用三次元イメージ : 伊達市を貫流する阿武隈川

福島市付近を流れる「阿武隈川」は,東側の丘陵に接するようにして北に向かって流れていますが,やがて「信夫山」の「狭窄部」に差し掛かります。
その狭窄部を通過し,西側からの「松川」を合流するあたりから谷幅が劇的に広がります。 「谷底平野」が形成されているのです。
そして,その幅広の谷底平野には,過去に「自由蛇行」を行ったという証拠の「旧河道」が,多数残されています。
地形の三次元イメージ : 阿武隈川の旧河道

東北中央自動車道の付近には,きれいな形をした旧河道が残っていて,一部を除いて水田として利用されています。
本図には,10か所程度の旧河道が存在しており, 旧河道と周囲の地盤との標高差は,2~3m程度が多いようです。

地形図上に「伊達市」と記載されている付近は,阿武隈川の右岸側堤防が建設される前までは,河川敷(高水敷?)だった場所と思われます。
現在は,排水路としての役目が大きいと思われる「東根川」が,旧河川敷を迂回するように流れています。

「梁川」近くで,谷底平野から「あぶくま渓谷」という「狭窄部」へと変化します。
狭窄部の少し手前には,直線状の「河跡湖(池)」が残っています。
この付近からの下流部は,工業団地化が進み,旧地形の判別が難しくなっています。
【記事,引用情報と参考情報】

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