| 北海道:風蓮川の自由蛇行と流域の湿地帯 |
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| 地形の特徴 |
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自由蛇行,湿地帯,河成段丘(河岸段丘) |
| 地形の三次元イメージ : 風蓮川,中流~下流の核心部 |
![]() 「風蓮川」は「風蓮湖」に注いでいます。 分類上,風蓮湖は風蓮川の一部であって,風蓮川の河口は「春国岱」のあたりになるはずです。 資料によると,風連川の流路延長は約83kmですが,流域面積は実に572km2もあります。 風連川の特徴は,河床勾配が緩やかなことに起因すると思われる激しい「自由蛇行」と,それに伴う湿地帯の面積の広さでしょう。 |
| 地形の三次元イメージ : 風蓮川,下流 ➡ 上流 |
![]() 「姉別川」と合流するあたりから「風連湖」までの間,「風連川」には広大な湿地帯が付属します。 これらの湿地帯は洪水の時に冠水するでしょうから,いわば「氾濫原」と言うことになります。 |
![]() 人工排水路のあるところは,大きな牧場になっています。 元々は,広大な湿地帯であったところを排水して,牧草地に変えたのでしょう。 本図には,小さな「三日月湖(河跡湖)」が1箇所だけあります。 風蓮川は,自由蛇行が激しい割には三日月湖が少ないように思います。 |
![]() 「風蓮川」の本流はどっちだ,と多いに迷ってしまう程,広大な湿地帯を持つ支流の「ノコベリベツ川」と合流します。 支流の方が標高差が無いため,「自由蛇行」の振れ幅が大きいのですね。 |
![]() 「矢臼別演習場」の周囲は,広大な「牧草地」が広がっています。 一方,標高の高い所(と言っても50m前後)の場所には森が広がっているようです。真っすぐに伸びている場所もありますが,理由は不明です。 かつての,「根釧平野」を彷彿とさせてくれるような森林です(地形図には表記されていません)。 |
![]() 陸上自衛隊「矢臼別演習場」の北側です。 空中写真を参照すると,「湿地帯」の記号のある場所は,「草原」と「森」になっています。 川と川の中間,標高が若干高くなっている場所の大部分は「牧草地」です。 |
![]() 本図の区間(標高39m~48m間)には,「湿地帯」がありませんが,その代わりに,「段丘崖?」が存在します。 河床勾配のせいなのか,地質のせいなのか,だろうとは思いますが,詳細はわかりません。 |
![]() 標高約50mの地点で,3つの本支流が合流します。 この内,「第36風連川」には,ダムが建設されており,湛水もされています。 「風連川」本流は,一番北側なのですが,そのまま上流に向かうと「中風連川」になってしまいます。 標高約53m地点で,風連川は大きく曲がっているからです。 |
![]() 本図にも「湿地帯」の無い区間(標高58m~78m間)があります。支流の「中風連川」とその支谷には湿地帯があるのに,です。 本図右上の「熊川」は,「西別川」の支流です。 「C」~「D」間の熊川は「風連川」の支流です。 |
![]() 「点H」で,「風連川」と「東風連川」が合流しますが,そのあたりから再び「湿地帯」が始まり,標高約88mのあたりまで続きます。 その間,「元国鉄標津線」の廃線箇所があります。 地形から鉄橋だったと思われます。 |
![]() 地形図に記載されている「流路」の先端は,約標高141mの地点にありますが,等高線からはもう少し高い場所に源流があると思われます。 この付近には,「西風連川」と「東風連川」の源流も存在しています。 ただし,いずれの水源も「摩周火山」の伏流水ではなさそうです(未確認)。 |
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