北海道:洞爺湖カルデラ
地形の特徴

カルデラ,カルデラ湖,中央火口丘,火山活動

地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「洞爺湖カルデラ」を生じせしめた巨大火山は,新生代第四紀後期更新世(約11万年前頃)に,大量の「流紋岩質」の大規模火砕流を噴出しました。
カルデラは,直径が約10kmのほぼ円形です。洞爺湖は, そのカルデラに水が溜まったもので,湖水面の平均標高は約84m,最大水深は約180mです。
地形の三次元イメージ : 壮瞥川流出口付近

「長流川」水系「壮瞥川」の源流は,「洞爺湖」です。 その自然流出口は,洞爺湖南西端にあります。
「壮瞥滝」のすぐそばに「壮瞥発電所」があります。
これは,洞爺湖が,「水力発電所用の巨大な貯水池」として利用されていて,「長流川」の河川水を導水パイプを使って流入させている見返りです。
流入用の導水パイプが2箇所(うち1箇所に発電所),流出用のパイプも2箇所(どちらにも発電所)あります。
地形の三次元イメージ : 中島(中央火口丘)

約11万年前に形成されたカルデラのほぼ中央において,新生代第四紀後期更新世(約5万年前頃)からの火山活動でできたのが,中央火口丘の「中島」です。
ただし,中央火口丘を構成する火山は一つではなく,全部で11箇所の「溶岩円頂丘」で構成されています。
その内訳は,「中島」の中に6箇所,「弁天島」など3箇所,水中2箇所の「凸地」です。
中央火口丘を形成する時においても,かなり活発な火山活動であったことが,想像できます。

左端は,標高454mの円錐型の溶岩円頂丘です。 最大水深は約180mのため,湖水が無い場合,中島は600m超の山となります。
中島の背後に連なっているのはカルデラ壁(外輪山)です。
【記事・引用情報・参考情報】

【記事】

  • 洞爺湖の場所は,元々は新生代新第三紀中新世(約1400万年前頃)に活動した火山地帯で,主として「安山岩類」で覆われていました。
  • 地質年代的には,洞爺湖はつい最近になって出現した地形であることがわかります。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】